西行学会は2009年4月に設立されました。2009年8月に第1回の大会を國學院大學で開催。2010年8月に学会誌『西行学』創刊号を刊行。この学会は、「巨人」「自由人」たる西行を発見すべく、文学、宗教、歴史、地理、民俗、芸能、説話伝承等、ジャンルを超えて、「西行学」の名の下に、開かれた場を作ろうとするものです。広く日本文化の諸領域で西行に関心がある、あるいは関わっていこう、という意志をお持ちの方のご参加を、心よりお待ちいたしております。

更新(09月3日)

  • 「西行学」第10号が発行されました。
  • 日本文学関連学会連絡協議会(「高等学校国語・新学習指導要領」に関する見解)

日本文学関連学会連絡協議会

「高等学校国語・新学習指導要領」に関する見解

 

平成30年に告示された新学習指導要領において、国語科必履修科目は「現代の国語」と「言語文化」に、選択科目は「論理国語」「文学国語」「国語表現」「古典探究」の4科目に分かれているが、これらの科目を「論理的な文章」「実用的な文章」を扱うか、「文学的な文章」を扱うかによって区分する基準に対し、われわれは深い憂慮を覚えるものである。「論理」「実用」と「文学」とを対立概念として捉えることは元来不可能である。また、個々の教材を「文学的」であるか否かによって区分することもまた不可能である。

 日本語の歴史とともに歩んできた「文学」は、人間の存在意義や尊厳と関わる人文科学、社会科学全般と密接に関わっている。「文学」を狭義の言語芸術に限定し、囲い込んでしまうことによって、言葉によって新たな世界観を切り開いていく「人文知」が、今後の中・高等教育において軽視され、衰退しかねない危惧がある。

 上記の観点から、新学習指導要領の実施にあたっては、単位の認定、教科書検定等に際し、「人文知」の軽視されることのない、柔軟な運用を行うことを強く求めるものである。

 

2019年(令和元年)8月10日

 

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